新型コロナワクチン3回目の接種が日本でも開始されました。2回目接種の6ヶ月後を目安に3回目の追加接種が推奨されています。

今回まるブログでは、3回目接種の副反応をを紹介していきます。

副反応

  • 1回目~3回目接種時に発生した局所の副反応(注射部位)

接種後の局所反応としては、1,2,3回目の全てで接種部位の痛みが9割の人に発生していることがわかります。同様に接種部位の熱感や腫れも2~4割の人に認められていますが、3回目接種後の局所反応は頻度として1-2回目よりもやや多い印象です。

  • 局所の副反応(注射部位)が発生するまでにかかる時間

3回目接種に伴う接種部位の痛みなどの局所反応が治るまでにかかる時間は、接種後48時間もしくはそれ以降が最頻であり、8割の人は24時間以上局所反応が続いたということになります。1,2回目接種後の局所反応に比べて、副反応がやや長く持続するようです。

全身症状

  • 1回目~3回目接種時に発生した全身の副反応(全身症状)

3回目接種後の全身症状としては、倦怠感の頻度が最も高く7割程度になります。続いて頭痛と発熱が4-5割程度の人に認められています。2回目に比べて3回目では、関節痛や寒気などの副反応が3割とやや高頻度でしたが、一方で全く全身症状がない人の割合もやや3回目の方が高く2割超となっています。

  •  全身の副反応(全身症状)が発生するまでにかかる時間

3回目接種後の倦怠感や発熱などの全身症状が治まるまでにかかる時間は、48時間以内が4割で最多ですが、24時間以内の人や48時間以降の人もいて時間分布にはばらつきがあるようでした。

コロナワクチン3回目接種後の副反応まとめ

  • 注射部位の腫れや痛みなどの局所反応は、3回目の方が2回目よりもやや高頻度で出現する。
  • 発熱や倦怠感の頻度はやや下がるが、関節痛や寒気などの頻度はやや高く、全身症状はばらつきがある。
  • 注射部位の腫れや痛みなどの局所反応は、3回目の方が2回目よりもやや高頻度で出現する。
  • 全身症状は6-24時間とやや短時間で出現し、持続時間も48時間前後でやや長く、この傾向は局所反応と同様である。

結論としましては、これまでに見られなかったような全く新しい副反応や際立った特長はなく、全体としては3回目の副反応は2回目のときと同様だと考えて良いようです。

(注)あくまでまるブログで調査したものになります。必ずしも副反応の頻度や数値が一致しないことを理解の上ご覧ください。